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研究開発 - RESEARCH & DEVELOPMENT
開発研究所
開発研究所は、太平洋セメント㈱中央研究所で、常時300名を超える太平洋セメントグループ企業の研究者たちとともに、日々製品の開発と改良に取り組んでいます。
施設内には、多くの化学分析機器や土木・コンクリート試験設備を備え、大型の各種模擬試験装置を用いて、より実際の現場に近い環境での性能試験が行えることも強みとなっています。
当社では、このインフラを最大限に活用し、お客様のニーズに応えながら、つねにさまざまな機能性をもつ基材の開発と、その基材を生かした製品の開発を行っています。
研究設備
分析機器
材料の化学組成、鉱物組成、溶液中の微量成分の分析を行います。
粉末X線回折装置
材料に含まれる物質の種類やその含有量の分析等を行います。
粒度分布測定装置
粉末試料の粒径や粒度分布等の測定を行います。
偏光顕微鏡
粒子の形や大きさ、光学的性質等の観察を行います。
モルタル・コンクリート試験
モルタル・コンクリートの物性評価を行います。
モルタルミキサ
モルタル製品の練混ぜに使用します。
恒温・恒湿養生槽
コンクリートなどの供試体を恒温、恒湿状態で養生します。
熱冷繰返し抵抗性試験
日射による温度上昇と夜間、降雨等の温度低下を模擬し、耐久性の確認試験を実施します。
一軸圧縮試験機
供試体のひずみを制御しながら圧縮する一軸圧縮試験機は、セメントで改良した地盤の安定性の評価に使用されます。
模擬試験
別サイトで模擬試験を行うことによって、実際の状況に近い形で試験を行うことができます。
模擬トンネル吹付け
断面積約30㎥の模擬トンネルと吹付け機械を用いて現場を想定した吹付け実験を行うことが出来ます。
地盤注入試験
セメントミルクの注入による地盤改良では、グラウトミキサー、グラウトポンプ、圧力・流量計等の施工機械を使用します。セメントミルクを地盤へ注入した後、掘り起こすと長さ8m×高さ1m×幅3mの大きな改良体が確認できました。
焼成試験(ロータリーキルン)
骨材やクリンカーを焼成し、各種材料の製造技術を確立します。